AIの進化が一気に身近になった今、私はただ「便利なチャット」として使うのではなく、自分の時間単価を上げるためのパートナーとしてChatGPTを使えないかと考えるようになりました。
全ての同世代が同じだとは思ってはいませんが、私同じ境遇の方も少なくは無いと感じています。
40代で子供がある程度大きくなってくると、仕事も家庭も忙しく使える時間は限られています。
- 子供の習い事の送迎やつきそい
- 仕事関係者とのゴルフ
- 仕事終わりの飲みニケーション等々
だからこそ重要なのは、気合いや根性で頑張ることではなく、限られた時間で何を積み上げるかだと思ったからです。
この記事では、私がChatGPTをただ話しかける相手で終わらせず、
副業の相談役・整理役・実行補助役として使うために、最初に行った3つのステップをまとめます。
「AIで何か始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない」
そんな方に向けて、できるだけ再現しやすい形でお伝えします。
ChatGPTを「ただのチャット」で終わらせないほうがいい理由
副業というと、「新しいスキルをゼロから学ばないといけない」「若い人のほうが有利」という印象を持ちがちです。
私自身も最初はそう感じていましたし、実際にデザイン塾やXを使ったよく分からないマネタイズをする学校?みたいなところで学んだ時期もあります。
それらの技術は今も無駄にはなっていない部分もありますが、200万円以上を使っており、多くの費用を無駄にしてしまった感じも否めません。
特にXやインスタグラムは若い人の方が普段使いが上手く、怖いもの知らずで突っ走って瞬間的に成果を上げていた実績も目の当たりにしていました。
ですが、40代には40代の強みがあります。
それは、これまでの仕事や人間関係の中で積み上げてきた経験や判断力など。
問題は、その強みを自分でうまく活用する先を見いだせないことと言語化できていないこと。
そして、何を売りにできるのかが分からなくなっていることです。
そこで役立ったのがChatGPTでした。
ChatGPTは、答えを一方的に与えてくれる魔法の道具ではありませんでした。
最初はそのことに気づかず、方向性の出てこない話ばかりしていましたが
むしろ価値があるのは、こちらの考えや経験を整理しながら、頭の中に散らばった材料を使える形に整えてくれることだと気づきました。
私が目指したのは、AIに丸投げすることではなく、
自分の経験をAIと一緒に整理し、収益化の可能性がある形に変えていくことでした。
AIを「優秀な秘書」に変えるための、私の設定公開
ChatGPTを使い始めた当初、ただ思いついたことを質問するだけでは、答えが毎回バラつくことがありました。
便利ではあるけれど、これでは雑談相手の域を出ません。
テレビなどで若い子たちがChatGPTに話し相手になってもらうと言っていたあれと同じ…
そこで次にやったのが、ChatGPTに自分の前提条件をしっかり伝えることです。
これは、仕事で新しい秘書や外注スタッフに業務をお願いするときに、背景やルールを共有するのと同じ。
しかも仕事と違って個人情報まで全て伝えて出してもらうようにしてみました。
私は、ChatGPTに対して次のような情報を整理して伝えました。
伝えた内容
- 本名や手の写真
- 現在の生活状況
- 副業を始めたい理由
- 目標にしている収入額と期間
- 使える予算
- パソコンや作業環境
- 苦手なこと、避けたいこと(顔出しNGなど)
- 得意なこと、過去に経験してきた仕事
- どんな働き方を目指したいか
この作業をしてから、ChatGPTの返答はかなり変わりました。
一般論ではなく、今の自分に合わせた提案が返ってくるようになったからです。
実際に使った考え方
たとえば私は、ChatGPTに対して
「副業で稼ぐ方法を教えて」
と聞くのではなく、
「私の経験・使える時間・予算を前提に、現実的に始められる副業を優先順位つきで整理してください」
という考え方で相談するようにしました。
この違いは大きいです。
前者は誰にでも当てはまる答えになりやすく、後者は自分専用の作戦会議になります。
コピペ用プロンプト例
以下は、これから生成AIを副業の相談役として使いたい人向けの、シンプルな初期設定用プロンプトです。
あなたは、私の副業戦略を一緒に考えるパートナーです。
精神論ではなく、現実的で再現性のある提案をしてください。
姓名判断、手相占い、星座占い、これらも加味した提案も含んでくれてOKです。
下記に前提条件を記します。
・氏名:
・生年月日:
・手相の写真:
・現在の仕事:
・副業の目的:
・目標月収:
・目標期間:
・使える予算:
・1日に使える時間:
・パソコンのスペック:
・得意なこと:
・苦手なこと:
・過去の職歴や経験:
・避けたい働き方:この条件を前提に、
1. 向いている副業案
2. 今すぐ始めやすい順番
3. 最初の1週間でやること
4. 失敗しやすい点
をわかりやすく整理して提案してください。
このように最初の設定を入れておくと、ChatGPTは単なるチャットではなく、状況を理解したうえで動いてくれる優秀な秘書に近づいていきます。
ただし、AIは良く間違った答えを出してきます。
なので私の場合は同じ質問を違うチャットに出して違う答えを得たりしました。
(使用したのはChatGPTだけで別チャットに同じ質問を投げます)
なんどか壁打ちを行い、自分に合った答えを導き出すのも楽しい作業です。
自分の過去キャリアを棚卸しして、「使える経験」を見つけた
次に私がやったのは、自分の過去のキャリアの棚卸しです。
副業を考えるとき、多くの人は「何を新しく学ぶか」から入りがちです。
でも本当に大事なのは、すでに持っている経験の中に、価値のある材料がないかを見つけることだと思います。
自分では当たり前だと思っていることでも、他の人から見れば十分に価値のある経験かもしれません。
だから私は、ChatGPTに自分の職歴を整理する壁打ち相手になってもらいました。
ChatGPTに棚卸ししてもらったこと
私は、これまでの仕事や経験をできるだけ具体的に書き出しました。
- どんな業種で働いてきたか
- どんな役割を任されてきたか
- 人からよく相談されることは何か
- 自分にとっては普通でも、他人に説明できそうなことは何か
- 面倒でも継続できたことは何か
こうした情報をChatGPTに渡すと、単なる経歴の羅列ではなく、
「何が強みとして使えそうか」という視点で整理し直してくれます。
基本的に前向きな答えしか出してくれないので、少々不安にある部分もありますけどね(笑)
棚卸しで見えてきたこと
この作業で特に大きかったのは、
「自分には特別なスキルがない」と思っていた感覚が少し変わったことです。
実際には、
- 継続してきたこと
- 現場で積み上げてきた判断
- 人に説明できる実務感覚
- 遠回りしながら身につけた知識
こういったものが、十分に価値の種になると見えてきました。
副業は、派手な才能がある人だけのものではありません。
むしろ、これまで働いてきた中で身についた地味な経験を、どう言葉にするかで差が出ると感じています。
自己分析用のコピペプロンプト
自分の経験を整理したい場合は、次のような聞き方がおすすめです。
私はこれから副業の方向性を考えたいです。
以下の職歴・経験・得意なことをもとに、
「収益化につながる可能性がある強み」を整理してください。また、
・人に役立てやすい経験
・ブログや発信に向いているテーマ
・サービス化しやすい内容
・今の自分でも始めやすいもの
に分けて提案してください。私の情報:
・職歴:
・担当してきた業務:
・得意なこと:
・人からよく頼まれること:
・苦手なこと:
・今後やってみたいこと:
この作業は、単なる自己分析ではありません。
「何を売るか」ではなく、「自分の何が役立つか」を発見する作業です。
AIと一緒に、小さく動いて検証する副業の始め方
棚卸しが終わったあと、次に大事なのは完璧な準備を待たずに小さくてもとりあえず動いてみることです。
副業でつまずきやすいのは、最初から大きな結果を求めすぎることです。
でも現実には、最初の一歩で大切なのは売上そのものよりも、
「自分に合うか」「続けられるか」「反応があるか」を確かめることだと思います。
私も、最初から完璧な形を目指したわけではありません。
まずはAIを使いながら、
- 自分の経験を記事テーマに変える
- 読者に役立つ形で情報を整理する
- ブログとして発信する
- 少しずつ改善する
という流れで進めることにしました。
このやり方の良いところは、いきなり大きなお金をかけなくても始められることです。
そして、AIを使うことで、一人で悩み続ける時間を減らせることです。
最初の3ステップ
私がこれからも大事にしたいのは、次の3つです。
まずは、使える時間・予算・経験・目標を整理して、AIに前提条件として渡すこと。
これを少し変えるだけで、返ってくる提案の質がかなり変わります。
新しいことを探す前に、まずは自分の中にある材料を見つけること。
副業の種は、意外と過去の仕事や日常の中に埋もれています。
最初から大きく当てるのではなく、記事を書く、発信する、反応を見る。
この繰り返しで、自分に合う形が見えてきます。
今後の方向性
これから私は、AIを使ったブログ運営、記事作成、情報整理、発信の工夫を通して、
「AIと一緒に、人生の時給を上げていく方法」をこのブログで形にしていきたいと考えています。
目指しているのは、AIに仕事を奪われる未来を怖がることではなく、
AIを使いこなして、自分の可能性を少しずつ広げていくことです。
最初から完成された形で始める必要はありません。
むしろ、試しながら、直しながら、育てていくほうが現実的です。
このブログもまた、その過程そのものを残していく場所にしたいと思っています。
もし今、
「副業に興味はあるけれど、自分に何ができるかわからない」
と感じているなら、まずはChatGPTを雑談相手ではなく、作戦会議の相棒として使ってみてください。
大きな一歩でなくて大丈夫です。
最初の一歩を、少しだけ賢くする。
それだけでも、未来の選択肢は変わり始めます。

